【群馬】至仏山 山小屋泊登山
標高2,228m、尾瀬ケ原の西側にある尾瀬を代表する名山です。
今回は1日目に尾瀬ケ原を散策、山ノ鼻の山小屋に宿泊し、
2日目に山ノ鼻から至仏山へ登り、小至仏山を経て鳩待峠へ下るルートにしました。
1日目 鳩待峠から山ノ鼻へ
13:00 鳩待峠
駐車場から乗合タクシーに乗り20分程度で鳩待峠へ到着。
2日間の登山計画を提出し、山ノ鼻へ向かいます。
歩きやすい木道と下りの階段が続きます。
山道の木々は所々紅葉が始まっていました。
山小屋にチェックイン
14:00 山ノ鼻
宿泊する「尾瀬ロッジ」さんでチェックインを済ませ、尾瀬ケ原散策へ向かいます。
尾瀬ケ原散策
あいにくのお天気で、正面に見えるはずの燧ヶ岳は雲の中。
それでも、金色に色づいた広大な草原が見れて満足です。
道を振り返ると、明日登山予定の至仏山が見えました。
紅葉が始まっている山肌に期待が膨らみます。
池には色づいたヒツジグサが。
羊の足跡の様な形ですね。
ネットで調べてみたところ、名前の由来には関係ないみたいです。
15:15 牛首分岐
ベンチで休憩していると、うっすらと虹を見る事ができました。
一息ついて山小屋に引き返します。
山小屋の夕食
17:00 夕食
牛肉の鉄板焼き、エビフライ、サラダにボルシチ等々、ボリュームと品数にびっくり!
美味しくいただきました。
明日の登山に備え、20:00に就寝です。
2日目 山ノ鼻から至仏山へ
5:30 起床
天気が気になり、外の様子を見に行きます。
曇りで日の出は見れませんでしたが、雨ふりではなさそうです。
朝の草原は、ひんやりと静かな雰囲気が素敵でした。
6:00 朝食
唐揚げ、ウィンナー、卵焼き、野菜におにぎり、お味噌汁。
昨夜の夕食に続き、豪華で美味しい朝食です。
食べきれない分はそのまま箱に入れてお弁当にできるのが嬉しいですね。
食堂では水筒に暖かいお茶を入れていただけました。
この日の山頂付近は風が強く非常に寒く、このお茶に度々救われました。
6:50 出発
山小屋を出発、至仏山方面へ向かいます。
登山開始
7:00 登山口
山ノ鼻から至仏山への山道は「上り専用・下り禁止」となっています。
秋色の山道がキレイです。
前日の雨の影響でしょうか、階段が池のように。
沢登りの様な気分です。
7:50 森林限界
森を抜けると、後ろに尾瀬ケ原を見渡せます。
燧ヶ岳は雲の中ですが、湿原やロッジの屋根が見えました。
この辺りから滑りやすい岩場が始まります。
段差が大きい場所も多いので注意して登ります。
8:40 ガスの中
岩場と階段を繰り返し、ゆっくりと登っていきます。
この辺りからガスの中に入り風も強くなってきました。
9:00 霧の中のベンチ
岩場やくさり場を抜けベンチで一休み。
のはずでしたが、強風にさらされるため早々に出発しました。
水筒の暖かいお茶を飲み、冷えた体を温めます。
至仏山山頂
9:30 至仏山山頂
山頂もガスの中で真っ白。
お昼ご飯を食べている間、ガスが晴れて燧ヶ岳が見えました。
わずかな間でしたが、見る事ができて満足です。
10:00 小至仏山へ出発
ここからの道は鳩待峠からの登山者も通るので、すれ違いに注意しながら進みます。
山頂までの稜線が見えました。
小至仏山山頂
10:50 小至仏山山頂
こちらの山頂も真っ白。
ここから鳩待峠へ向けて下山開始です。
ガスの中、階段と岩場を下っていきます。
11:10 見晴台?
晴天の日は素晴らしい展望を予感させる、見晴台の様なベンチが現れました。
岩場も終わり、植物が増えてきた印象です。
11:15 オヤマ沢田代
笠ヶ岳と鳩待峠への分岐に到着。
木道脇のヤブが刈られていて歩きやすい道が続きます。
この場所に限らず、手を入れてくれている方に感謝です。
11:35
展望が開け、再び紅葉を見る事ができました。
11:45 鳩待峠まで2.0Km地点看板
12:10 鳩待峠まで1.0Km地点看板
鳩待峠到着
12:30 鳩待峠
無事に下山できました。
感想
登り:3時間45分
下り:1時間40分
途中にトレイがないため、登山前にしっかり準備しましょう。
山小屋はお風呂、水洗式トイレ、各部屋にコンセントまであり、設備・食事ともに充実した素晴らしい宿でした。
尾瀬の山小屋は営業期間が10月中旬で終わる小屋が多く、注意が必要です。
晴天の山頂からの景色を見るために、またチャレンジしたいです!