【群馬】谷川岳 山小屋泊登山
標高1,977m、群馬と新潟の県境にある日本100名山の1つです。
今回は1日目にロープウェイで標高1,319mの天神平まで行き山頂付近の山小屋に宿泊、2日目は同じルートで天神平まで戻り一ノ倉沢出合まで行く事にしました。
一ノ倉沢出合は谷川岳の絶壁と紅葉が見られる絶景ポイントです。
1日目 ロープウェイで天神平へ
9:10 ロープウェイ駅駐車場
紅葉のハイシーズンなので駐車場も混んでいました。
ロープウェイ往復券を購入し天神平へ向かいます。
外は少し雨がパラついていましたが、キレイな紅葉が見えました。
9:30 天神平
10分ほどで天神平駅へ到着です。
展望台がある天神峠までリフトがでていますが、今回は天神峠には寄らずに谷川岳山頂を目指します。
登山届を提出し登山開始です。
10:00 天神尾根分岐
天神峠からの道と合流。
山頂に向かい直進します。
10:20 穴熊沢避難小屋
鮮やかな赤色が目立つ避難小屋に到着です。
中で休憩する事ができます。
ここから岩場やくさり場が増え、道が険しくなってきます。
雨が降りだしたのでレインウエアに着替えます。
11:00 天狗の溜まり場
天狗の「たまりば」ではなく「とまりば」と読むそうです。
展望の良い岩場ですが、今日の展望は真っ白でした。
11:25 天神ザンゲ岩
ここまで登れば山小屋まではもう少しです。
真っ白な中、山頂へ歩を進めます。
肩の小屋到着
11:35 肩の小屋
宿泊する山小屋へ到着です。
飲み物や食べ物を購入することができ、外に有料トイレがあります。
外の気温は1~2℃だったでしょうか。雨風が冷たく、体感温度はさらに低く感じます。
購入したカップラーメンが暖かく美味しくて生き返る心地でした。
チェックインは14:00からなので、食事を済ませ一旦山頂へ向かいます。
13:15 トマノ耳
山小屋から10分ほどで到着です。
谷川岳は猫の耳の様に2つの山頂があり、手前の山頂をトマノ耳、奥の山頂をオキノ耳と呼ぶそうです。
オキノ耳へ向かう道の植物には雪が。
ロープウェイ駅で見た紅葉とのギャップに驚きました。
13:35 オキノ耳
晴天の日は大パノラマが広がっているはずですが、今回は残念。
明日の天気に期待し山小屋へ戻ります。
14:00 肩の小屋
小屋まで戻りチェックイン。
17:15 夕食
ハンバーグ、魚、サラダにゆで卵。ご飯と豚汁のお替りができるのが嬉しいです。
美味しくいただきました。
明日に備えて20:00に就寝です。
2日目 下山
5:30 起床
天気が気になり、外の様子を見に行きます。
外は-3℃、強風がふぶいていました。
凍結した地面に備えて、チェーンスパイクを装着します。
6:00 朝食
シャケ、ハム、卵、朝にぴったりのおかずが嬉しいです。
朝食後、外の風が収まるまで食堂でゆっくりさせていただきました。
7:30 山小屋出発
風も弱まってきたので、チェックアウトを済ませ出発です。
下山前にトマの耳へ寄る事にしました。
7:40 トマの耳
山頂は真っ白。
この日も展望はあきらめ、下山開始です。
7:50 天神ザンゲ岩
ここも雪景色で真っ白。
さらに10分ほど下るとガスが晴れてきました。
雪景色と紅葉がコラボする、不思議な景色がキレイでした。
8:10 天狗の留まり場
天狗の溜まり場あたりからは雪はありませんでした。
昨日は雨で見えなかった、鮮やかな紅葉が見れました。
8:55 穴熊沢避難小屋
天神平到着
9:55 天神平
無事に下山できました。
ここからロープウェイで下の駅まで下ります。
10:15 ロープウェイ駅
さすが紅葉シーズンのピークです、ロープウェイ駅のチケット売り場には長蛇の列ができていました。
一ノ倉沢へ出発
10:40 谷川岳山岳資料館
駐車場で荷物を整理し、一ノ倉沢を目指します。
ロープウェイ駅から5分ほどの谷川岳山岳資料館横の道から出発です。
11:05 マチガ沢
一ノ倉沢の手前にあるマチガ沢に着きました。
絶壁と紅葉がキレイでした。
道の脇の紅葉が素晴らしいです。
一ノ倉沢
11:30 一ノ倉沢
山頂は曇っていましたが、大迫力の素晴らしい景色でした。
紅葉と山のコントラストがいいですね。
12:45 ロープウェイ駅駐車場
駐車場に戻り、今回の登山終了です。
感想
登り:2時間15分
下り:2時間15分
一ノ倉沢まで往復:2時間
途中にトレイがないため、登山前にしっかり準備しましょう。
山小屋は漫画が充実し、退屈な時間がない素晴らしい宿でした。
山頂からの展望が見れず残念でしたが、一ノ倉沢の景色は最高でした。
晴天の山頂からの景色を見るために、またチャレンジしたいです!